こんにちは リンドウです。遠距離介護だった一人暮らしの実母(愛称モモ)の50年以上住んだ実家を処分し、同居しました。日々の介護や生活で役に立ったことを書いています。モモは、支援2(心疾患あり)です。階段は補助あり、両耳は補聴器です。生活で気が付いたことを雑記しています。
実家は2階建ての戸建て築50年くらいたっていました。半年くらいかけて掃除をしています。実際に行って良かったと思うやり方をご紹介します。実家売却申し込み前に、片付けを終えました。
高所から掃除を始めたワケ
高齢者は筋力・バランス感覚が低下しているため、少しの揺れで転倒してしまうことがあります。高所の掃除は、高齢者は避けるべきです。高所は絶対に掃除しないように伝えています。そのため、高所にあるモノを最初に処分を始めたわけです。
高所は脚立が必要となります。安全なステップ付きを選ぶと良いでしょう。


キッチン吊戸棚・食器棚の上
キッチンの吊戸棚の収納品を取り出しました。長年使わずに置いていたものなので、未使用品もありました。高級鍋、引き出物、海外土産など。とりあえずドンドン下ろして、中身を確認しやすい場所に移動します。モモが同居の時に必要なモノだけ段ボールに入れました。長年使っていないモノなので、仕分けしやすいです。食器棚の上に載っているモノも、下ろします。


キッチンの床下収納
手袋は必ず着用します。床下には害虫もいて、カビ等黒ずみ、においがこもりがち。全て取り出します。賞味期限切れの調味料、食用油、20年ものの梅酒、お酒なども不要となりました。洗剤、住宅洗剤も捨てました。扉を閉める前に、
洗剤は混ぜて捨てない。 一つの袋に1種類の洗剤を入れて捨てます。
お酒 トイレに流した 換気を忘れずに。
衣類洗剤 液体は古紙に吸わせた 粉せっけん 新聞紙にくるんで捨てた

床下はすっかり忘れてたわ


和室の収納 天袋
脚立を使用するため安全第一で行います。マスク、手袋、ゴーグルを着用し、まずは照明で何が入っているかチェックを。その後モノを取り出します。掃除機は先の短い替えのノズルやクイックルワイパーも楽かもしれません。伸びるライトも奥が見えて便利です。我が家は、スーツケース、防災用品袋、ヘルメット、掛け軸が入っていました。重量物は清掃業者やシルバー人材センターや便利屋を頼ってくださいね。
- 全て取り出して、新聞紙やシートを敷いた床に置く
- 埃をかぶっているものは、埃とりブラシで吸着。
- 要るもの、要らないものを分けて段ボールに詰める

かび臭いし埃は落ちるし、脚立はモモに危険


本棚の中身は注意が必要 重量のある本も多い
本棚には本だけとは限りません。重要書類などが挟まっている事もありました。上のほうから取り出し本に何か挟まっていないかフリフリした後、ジャンルごとに分けて平積みします。本・書類・アルバム・新聞などの紙
ジャンルで 必要、不要、保留とわけます。個人情報はマジックで塗って捨てます。


無理は禁物 休みながら進めよう
作業で疲れがたまると、転倒や腰痛、筋肉痛が起こりがち。慣れない作業なので、怪我防止のため休憩が必要です。整理や片付けは判断の連続ですが、疲れてくると判断力も鈍ってきます。そのために休憩は欠かせません。

まとめ
実家の片付けは、「家族の時間」や「思い出の共有」にもなります。休む事は掃除の大切な工程の一つなのです。怪我なく体調を損ねることなく、楽しく進めたいものです。
お読みいただき、有難うございました。