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【一人暮らし】と【見守り同居】「できること・できなくなったこと」比較してみた 一人暮らしのとき 家の中編

生活スタイル
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こんにちは リンドウです。遠距離介護だった一人暮らしの実母(愛称モモ)の50年以上住んだ実家を処分し、同居しました。日々の介護や生活で役に立ったことを書いています。モモは、支援2(心疾患あり)です。階段は補助あり、両耳は補聴器です。生活で気が付いたことを雑記しています。

母が一人暮らしの頃にできていたことと、同居を始めてからできること・できないことについて、正直にお話ししたいと思います。一人暮らしの 家の中編、外出編、なぜ同居になったのか、同居してからの事を書いていきたいと思います。まずは 一人暮らし家の中編です。

一人暮らしのとき出来ていたこと【家の中のこと】

一人で出来た、サポートもあった一覧をまとめてみた

母は一人暮らしをしていた頃(コロナ禍以前)、身の回りのことはほとんど自分でこなしており、しっかりとした体力もありました。
私たち家族は遠距離で見守りをしていましたが、母は自分のペースでゆったりと、一人暮らしを続けることができていました。

もしもの時や、自分では対応が難しいことがあれば、遠距離に住む兄夫婦が車で駆けつけてくれたので、安心して生活できる環境も整っていました。

家の中 項目一人でできた遠隔見守りサポート
食事・調理・片付け自分のペースで出来たガスコンロを消し忘れ、高温自動停止、安全機能付きに変更
買い物スーパーで買った商品を配達してもらうサービスを利用コロナ禍で、ネットスーパーを利用した
洗濯・干す・しまうお天気情報を見て洗濯していた物干しを2階から1階に移動
干す必要のない布団にした
掃除・ゴミ出し生活部屋のみ。ゴミ出しはできた危険な箇所、普段掃除していない箇所は帰省時にした
毎日の行動を電話では把握
運動・体調健康管理ラジオ体操が日課 体調変化はカレンダーに書く毎日電話で確認
薬の管理1週間分をピルケースに分けるお薬手帳・かかりつけ医は常に情報を共有
予定管理気付きはカレンダーに全て書いた 書類はすべて保管してもらう毎日電話で確認
送付書類で怪しいものはアレクサカメラで見せてもらう
庭掃除ガーデニングの範疇で掃除、それ以外は植木屋に依頼
帰省時にサポート、除草剤をまいた
電話友達と長電話 電話番号はメモしておく電話番号検索で怪しい番号チェック
知り合いを自宅に呼ぶ尋ねてくる近所の人が8人くらい居た。ご近所さんとは良好な関係ご近所さんの連絡先は知っている
ガラケーからスマホへガラケーが終了したので、スマホに変更。wifiはあるが、データ無制限、通話かけ放題プランを洗濯。スマホを母と娘を同等のものにし、いつでも操作を教えられる様にした
スマホの使い方、アプリの使い方アレクサTV電話で勉強、使いこなせるまで3ヵ月ほどかかったアプリ決済はスーパーの方のサポートあり

自分のペースで過ごしていた

自分のペースを乱さずいつもしていた事は、ほとんどできていました。多少は掃除が行き届いてなかったり、雑草などが生えていても、他人に迷惑をかけず自分の生活ができていれば良いと思います。毎日電話で確認はしていました。

ラジオ体操から整形外科から教えてもらった体操をしたり、好きな時間を自分のペースを乱さずに頑張っていました。掃除は生活場所だけするという感じでした。

体調管理は大切、薬管理は遠隔見守りでもチェックしておく

毎日の体調チェックは、遠隔での見守りでは細かな変化に気づきにくいものです。そこで、私たちは日ごろからテレビ電話で会話をしながらサポートし、体調や出来事を毎日カレンダーに細かくメモしてもらう習慣をモモにしてもらい続けました。

一人暮らしのときは、特にこの「メモ」がとても大切だったと感じています。モモには過去の記録も振り返れるように、月が終わっても破り捨てないタイプのカレンダーを使用してもらいました。リング式で裏側にめくるタイプのカレンダーです。

日々の体調や出来事を記録し、家族と共有することが、安心と見守りにつながったと実感しています。

新しい事は苦手。ガラケーからスマホに替えた

モモがガラケーからスマホに替えたのは、2021年のことです。自宅にWi-Fiは契約していましたが、接続が不安定だったため、データ無制限・通話し放題プランをMNPではなく新規契約で申し込みました。

ガラケーとスマホを両方持っていた期間は約3か月。その間、スマホの便利さや楽しさを何度も説明しました。電話・メール・インターネット検索・株情報・カメラ・Googleフォト・YouTubeなど、使える機能はたくさんあります。

89歳でアプリが使えるようになり、90代に入った今でも、推しの歌手の動画を楽しみ、孫のSNSにコメントを書き、株情報やニュースを毎日チェックし、カメラで道端の花を撮影するのが日課です。日々の情報収集もすべてスマホで検索しています。「やればできる」ということを実感しました。

通話し放題プランに入ったことで、料金を気にせず安心して長電話ができるようになり、母の楽しみの一つになっています。

さらに、スーパーでスマホ決済をすると5%割引になる日や、ポイントが貯まることも説明し、キャッシュレス決済にも挑戦してもらいました。

スマホを一通り使いこなせるようになるまで、約3か月。高齢になっても、挑戦を続ければ新しい世界が広がるのだと、モモが教えてくれました。

モモ
モモ

通話かけ放題なら、遠くの親戚と気兼ねなく話せるわ

リンドウ
リンドウ

いつも話し中だよ~

一戸建ての庭は季節を問わずお手入れが必要

一戸建ての庭は、季節に関係なく庭木の剪定、雑草抜き、落ち葉集めなど、常にメンテナンスが必要になります。 植木屋さんに頼むこともできますが、母(モモ)はガーデニングが趣味だったため、できる範囲で自分で庭の掃除を続けていました。もちろん熱中症になりそうな季節は植木屋さんに頼んでいました。ガーデニングの水やりはほどほどにしてねと念を押しました。
私が帰省した際には、まず庭掃除から始めるのが恒例でした。

友達やご近所さんとの交流も盛んだった

2020年ごろから始まったコロナ禍で、ご近所さんや友達と話す機会がなくなり、電話でのやり取りだけの生活になりました。外出や散歩の回数も大幅に減り、足腰がしっかりしていた母も、次第に足が弱り、腰が曲がってきました。一人暮らしの頃は、まだデイサービスを利用しておらず、ラジオ体操と自己流の体操だけを続けていました。

まとめ

一人暮らしでも自己管理ができていた母・モモ。父が亡くなってからの9年間、本当によく一人で頑張っていたと思います。人とのコミュニケーションもしっかり取れていて、周囲からは「あなたは健康で何でもできるから、デイサービスはまだ利用できないね」と言われるほどでした。

しかし、コロナ禍で少しずつ体力が低下してきたにもかかわらず、介護申請をすることはありませんでした。今振り返ると、一人暮らしのうちに介護申請をしておけばよかったと感じています。

コロナ禍、詐欺事件の多発、家の老朽化など、さまざまな心配事が重なり、母も「そろそろ同居を考えてもいいかな」と思うようになりました。

【一人暮らし】と【見守り同居】「できること・できなくなったこと」比較してみた は4記事になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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