こんにちは リンドウです。遠距離介護だった一人暮らしの実母(愛称モモ)の50年以上住んだ実家を処分し、同居しました。日々の介護や生活で役に立ったことを書いています。モモは、支援2(心疾患あり)です。階段は補助あり、両耳は補聴器です。生活で気が付いたことを雑記しています。
母が一人暮らしの頃にできていたことと、同居を始めてからできること・できないことについて、正直にお話ししたいと思います。一人暮らしの 家の中編、外出編、なぜ同居になったのか、同居してからの事を書いていきたいと思います。まずは 一人暮らし外出編です。
一人暮らしのとき出来ていたこと【外出中のこと】
一人で出来た、サポートもあった 一覧をまとめてみた
母は一人暮らしをしていた頃(コロナ禍以前)、身の回りのことはほとんど自分でこなしており、しっかりとした体力もありました。外出時も見知らぬ場所に行くわけではなく、決まった場所に決まった交通機関を利用していました。
私たち家族は スマホのGPSで見守りをしていました。
外出 項目 | 一人でできた | 遠隔見守りサポート |
通院 | 自分のペースで出来た | どの病院か把握済 |
買い物 | スーパーで買った商品を配達してもらうサービスを利用 | コロナ禍はネットスーパーを利用した。 |
出金、振込 | 自分で出来た | 1日の最大出金額の設定 キャッシュレス決済を覚えてもらった |
お墓参り | 暑い日、寒い日、雨の日を避け、平日昼間、年4回程度 | お盆、お彼岸は一緒にいく |
友達知り合いと外で話す | 買い物帰りに30分ほど立ち話 | サポート無し |
友達と外出、外食 | 日が暮れる前に帰宅する | GPSで確認 |
外出前のチェック 持ち物など
外出前チェック:お天気情報、行先、交通機関、スマホ充電、位置情報オンです。緊急連絡先のメモと保険証の持参もしてもらいました。軽量で回さずワンタッチで開く水筒、小さい羊羹。羊羹は低血糖予防のためです。低血糖になるとふらつき、目眩、意識低下などの症状がでます。保存もでき、食べやすく喉に詰まりにくい。携帯羊羹をバックに入れていました。
GPSの見守りは、Life360フリープランを利用しています。


通院診察の日は、他の用事はしない
病院の通院日はスケジュールを事前に聞いておく。通院時は疲れもでるので、ついでに買い物や用事はしない。雨の日や猛暑日、雪の日などはでない。
熱を測ってから出掛ける。平熱でないときは、病院に電話をしてから出掛ける。

病院のあとは薬局もいくのよ

1日仕事だよね

買い物
実家とスーパーは50メートルほどに高低差があります。両親は免許もなく車のない生活スタイルのため歩きがメインでした。コロナ禍以前は、買い物のあと配達してもらう宅配サービスを利用していました。
コロナ禍ではネットスーパーを私が注文し、自宅で受け取るというスタイルが数年続きました。食材から日用品まで幅広い商品が、一通りそろってしまう。ですが、その分足腰が弱っていきました。
・ダイエーネットスーパー 離れて住んでいる家族に商品を届けたいときの説明がていねいです。
・イオンネットスーパー 配達店舗は郵便番号検索
を利用していました。居住地により配達可能なスーパーを選ぶと良いでしょう。




銀行、ATMは気を使いました
食品、日用品はキャッシュレス決済を利用し、不要な現金を引き出さない。年金支給日の15日前後は、ATMを使わない。ATM利用の際は、周囲を確認する。人の多い場所のATMを利用する。便利なだけに1人で使うリスクを心がけました。

お墓参り
亡くなった方を偲ぶ大切な時間です。体調のよい日に行っていました。お彼岸、お盆は付き添いをし、平日に行っていました。
事前に知らせること、暑さが厳しい日、雨の日、雪の日は行かない。無理のない日や時間帯を選ぶ。明るい内に自宅に帰れるようにする。
帽子をかぶり、水筒を持って行く。墓地は足元が悪い場所にあるので、歩きやすい靴を履く。仏花は墓地で買う。持ち物はコンパクトにまとめる。お墓参りは自分のペースで無理をしない事が大切です。ご先祖様もきっと喜んでくれるでしょう。

ご近所さんと立ち話/友達とお出掛け・外食
モモとご近所さんの関係は、昭和40年代から50年くらいつづきました。良好な関係だったと思います。
出掛ける途中の立ち話や、お茶を呼んだり呼ばれたり。孤独感の解消や気分転換、脳への刺激や生活にハリがでていました。コロナ禍になり減ってしまったのに心が痛みます。

コロナ禍前は友達とお出掛けもしていました。外出の持ち物を必ずチェックし、無理をしないで違和感があれば延期することをしていました。

コロナ禍になりめっきり外出も少なくなりました。社会全体がそのような状況だったので、とにかく命を守る事を優先として、気が貼った状況を過ごしていました。
まとめ
私たちは遠距離のため親を呼び寄せるという生活スタイルになりました。 同居のデメリットは、親の大切なつながりを失う事です。今は、電話、手紙で友達とのつながりは続けています。「親と同居」と「親の人生の楽しみ」の両立の難しさを感じています。
【一人暮らし】と【見守り同居】「できること・できなくなったこと」比較してみた は4記事になります。
【一人暮らし】と【見守り同居】「できること・できなくなったこと」比較してみた 一人暮らしのとき 家の中編はこちらです
最後までお読みいただき、ありがとうございました。