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【一人暮らし】と【見守り同居】「できること・できなくなったこと」比較してみた 同居のきっかけ編

生活スタイル
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こんにちは リンドウです。遠距離介護だった一人暮らしの実母(愛称モモ)の50年以上住んだ実家を処分し、同居しました。日々の介護や生活で役に立ったことを書いています。モモは、支援2(心疾患あり)です。階段は補助あり、両耳は補聴器です。生活で気が付いたことを雑記しています。

母が一人暮らしの頃にできていたことと、同居を始めてからできること・できないことについて、正直にお話ししたいと思います。一人暮らしの 家の中編、外出編、なぜ同居になったのか、同居してからの事を書いていきたいと思います。なぜ同居になったのかきっかけをお話します。

家の状況、社会のある事が重なった

家が老朽化

父が亡くなってから10年ほど、築50年の家でひとり暮らしを続けてきました。長年住み慣れた家でしたが、屋根は雨漏りし(修理をした)、台風のたびに雨戸がレールから外れるほど老朽化していました。

築40年以上経過した戸建て住宅の多くは、改正前の建築基準法に基づいて建設されています。実家を耐震補強工事を行うべきか。安全第一は大前提ですが、費用対効果や生活年数を考慮した現実的な選択が大切です。

モモ
モモ

2階はほとんど上がらないのよ

リンドウ
リンドウ

屋根の一部が隣家に飛んだよね

体調の変化に気が付きにくい

加齢によって感覚機能が低下したり、体調の変化が徐々に進行することが多いため、自分自身の異変に気がつきにくい傾向がありました。熱帯夜でもエアコンを付けなかったり、初冬でも汗をかいたり、自律神経の乱れが顕著になってきました。このままだろ深刻な体調不良や病気の兆候を見逃してしまうと思いました。

モモは8月の日中、気が付けば震えや力が入らず、たまたま近所の方が来てくれて病院に連れて行ってくれました。熱中症で即入院をしました。

坂の上の家が不安

実家は山の上にあり、一方スーパーや病院は坂の下にあります。年々坂道の上り下りが大きな負担になってきました。バス停も遠く、悪天候、降雪時は転倒のリスクもあります。買い物や通院も一苦労で、このまま一人で住み続けることに不安を感じるようになってきました。

先祖とつながり、家族とのつながり

実家のあるあたりは山を造成し住宅地ができた地域です。そのため先祖代々の土地を手放す罪悪感がなく、相続人も子だけでした。また家族を呼び寄せて同居する事は現実的に難しい状態でした。一人暮らしで自分の生活を確立していた母は、施設入所はまだ考えていないという意見を尊重しました。

高齢者を狙った詐欺や事件

高齢者を狙った詐欺や悪質なリフォーム営業のニュースをよく耳にするようになりました。実際に怪しい電話や訪問販売が何度もありました。緊急時は近隣の方を頼れますが、その時はいつやってくるかわかりません。

特に年齢を重ねると、判断力や警戒心がどうしても弱くなりがちです。怪しい訪問者は必ずインターホンで確認をと思っていても、耳の遠い母は玄関を開けてしまう事もありました。

まとめ

そんなきっかけと不安が積み重なり、最終的に母と一緒に暮らすことを決めました。

近隣と良好な関係で友達との話も毎日していた母です。その繋がりを絶ってしまう事が申し訳なかったです。母が安心して毎日を過ごせること、私たち家族がすぐにサポートできること、この安心感が何より大きいと感じています。

【一人暮らし】と【見守り同居】「できること・できなくなったこと」比較してみた は4記事になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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